今回のブログでは、バーベルやケーブルマシンのバーを握る際の
色々なバリエーションについてご紹介したいと思います。
まず一つ目の握り方は、「サムアラウンドグリップ」です。
最も自然な握り方で、特別な練習やテクニックの必要はありません。
じゃんけんでグーを出す時のこぶしですね。
しっかり握りますので、安全性は高まります。
ダンベルフライやダンベルカール、ダンベルローイング等、ダンベル種目では、行いたい握り方です。
二つ目の握り方は、「サムレスグリップ」です。
対象筋に効きやすい握り方です。
大円筋や大胸筋等をダイレクトに効かせたい時に非常に有効です。
ケーブルマシンで、EZバー等を使ってトライセプスプレスをする場合でも、
サムレスグリップで行ったほうが、より3頭筋に働きます。
ベンチプレスでもサムレスグリップで行うと、握力の負担が少なく重量を伸ばしやすいです。
ただし落下の危険性もあるので、初心者の方は、
ベンチプレス、ダンベルプレス、ショルダープレス等の種目をサムレスで行うのをお勧めしません。まずは、ベーシックなサムアラウンドグリップで経験を積んで下さい!
三つ目の握り方は、「フックグリップ」です。
親指をしっかり挟んで握りこむので、高重量でも高いグリップ力を発揮します。
経験を積めば、ストラップを使用している時と変わらないグリップ力を発揮します。
ウエイトリフティングの選手が良く使う握り方です。
この握り方は、親指に大きな負担が掛かるため、ほとんどの人が、初めのうちは親指の皮が捲れます。
行ってるうちに、親指の皮が厚くなってきます。
手のひらと同じで、はじめは、豆が出来てつぶれたりしますけど、トレーニングを重ねていくと、それも無くなってきますよね?
対策として親指にテーピングを巻いておくのが良いです。
テーピングは、親指の爪から巻いていき、間接の所に来たら、指を軽く曲げて巻いていって下さい。
指の色が変わるほど、強く巻かないでください。
かえって指が痛くなります。
あくまで親指の皮が捲れないための対策です。
以上、バーを握る際のバリエーションについてでした!
種目に合わせて握り方を変えていくことで、トレーニングの効果が大きく変わりますので、ぜひ参考にして下さい!
著:Be-fit light24 伊丹店
https://be-fit-light.jp/itami/