過負荷の原理 | トレーニングの負荷は少しづつ上げていく! |
可逆性の原理 | トレーニングをやめると身体は元に戻る? |
特異性の原理 | 目的に合ったトレーニングを!! |
1.過負荷の原理
トレーニングをすることによって、身体に変化を求めるのであれば、一定レベル以上の負荷を与える必要があります。
これを過負荷の原理(オーバーロードの原理)と言います。
トレーニングを始めたばかりの人なら、歩いたり階段を登ったりなどの日常生活における負荷以上の刺激をトレーニングで与えることによって、筋肥大や筋力の向上といった適応が生じます。
一方で、日頃からトレーニングを行なっている人は、トレーニングをしていくうちに、身体がその負荷に慣れていき、トレーニングとしての効果が弱くなっていきます。
そのため、少しずつ扱う重量を重くしていき、筋肉に対して過負荷をかけていく必要があります。
※いつも同じ重量を扱っている場合、今扱っている重量が軽いなと感じた場合には、少しづつでもいいので重さを増やしていきましょう!!
2.可逆性の原理
トレーニングを続けていくと身体に変化が見られます。
しかし身体は、トレーニングをやめてしまうと元の状態に戻ろうとします。これを可逆性の原理と言います。
この可逆的な変化(元に戻ろうとする変化)はトレーニングを中止してから、約1~2週間程度で現れると言われています。
そのため、トレーニングを継続していくことが最も重要であることが分かります。
3.特異性の原理
トレーニングによって身体は様々な変化をしていきます。
しかしこの変化は、どんなトレーニングをしたか、どんな強度で行ったかなどによって異なります。これを特異性の原理と言います。
例えば、筋肉を大きくしたいと考えてトレーニングをしている人が、有酸素運動ばかり行っていては筋肉は大きくなりません。
反対に体脂肪率を落としたいと考えている人が、筋トレばかり行っていては非効率となってしまいます。
人の身体は、その人が行ったトレーニングに対して適応し、変化していきます。そのため、その人の目的に合ったトレーニングを選択し、行っていくことが重要となります。
【参考情報】
例:筋力Upを目的とする場合、高強度(1~3RM)の負荷を用いた筋トレ
筋肥大を目的とする場合、中強度(8~12RM)の負荷を用いた筋トレ
体脂肪量の減少を目的とする場合、有酸素運動+筋トレ
著:Be-fit light24 南草津 スタッフ