柔軟性とストレッチ

こんにちは。
今回のブログでは、柔軟性とストレッチの関係についてお話します。

 

柔軟性は、一般的に若い人のほうが年齢の高い人よりも高く、また男性よりも女性の方が、高い傾向があります。

日常の運動をやめたり、運動不足でも身体の柔軟性は、低下してしまいます。

まずは、柔軟性で、大きく関わっている筋繊維内にある2つのセンサーについてお話したいと思います。

・筋紡錘(きんぼうすい) ・・・筋肉が伸びようとするとブレーキをかけるセンサー
筋繊維内に存在する感覚受容体で、筋肉に何か負荷がかかったりすると、筋肉が縮んで引きちぎれないようにブレーキがかかるセンサーの事です。身体を動かしている際は、筋紡錘は常に働いています。
 
・ゴルジ腱器官(ゴルジけんきかん) ・・・筋肉を緩めるセンサー
筋と腱の接合部分に存在し、抑制的な働きを持ち、筋の張力を感知すると弛緩させる働きをします。

 

ストレッチを行う際は、この2つのセンサーが持つ働きを理解すれば、非常に解りやすいです。

 

あなたは今までに、前はもっと前屈で手が床に付ていたのに、付かなくなったという経験はないでしょうか?
これは、筋紡錘がブレーキをかけているからです。

 

筋紡錘によって収縮しようとする筋肉は、ゴルジ腱器官の働きにより、伸ばすことが出来ます。

ストレッチをかけることで、ゴルジ腱器官が働き始めます。

 

ゴルジ腱器官が、働き出すまで、およそ20秒~30秒必要です。
なので、ストレッチは20秒から30秒位行いましょう
身体の柔軟性を少しずつ回復することが出来ますよ。

 

そんなストレッチですが、注意事すべき点もあります。

運動前に過度のストレッチをすると、筋肉が伸びすぎて、力を入れにくくなります。
これは例えるなら、運動前に睡眠薬を飲むようなものです。

 

運動前は、筋温を上げるような動きを伴うダイナミックストレッチが良いです。
あと無理に筋を伸ばすのも良くないです。

ストレッチは、無理のない範囲で少しずつ、心地よいと感じるレベルで行いましょう!

 
 
 
著:Be-fit light24 川西能勢口店
https://be-fit-light.jp/kawanishi/

Author: bfl-muscular

一緒に理想のカラダ作りを目指しましょう!

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