皆さん、日々のトレーニングお疲れ様です。
今回のブログですが、私の経験を元に、過去に起こした怪我についての解釈も交えた対処方法についてお話させていただきます。
筋トレ中、注意しても起こしやすい怪我。
特に起こしやすい怪我として、捻挫、肉離れ、オーバーユースというのが、原因として挙げられます。
捻挫や肉離れは、きっと聞いたことがあると思いますので、ここでは割愛させて頂きます。
オーバーユースというのは、「使いすぎ」で起こる怪我の事です。
同じ部位のトレーニングを疲労が抜けてない状態で毎日行うと、オーバーユースで、怪我を起こしやすくなります。
オーバーユースで起こす怪我としては、関節や筋肉の炎症があります。
私は、今までトレーニング中に、背中に針を刺したような痛みを生じて、しばらくトレーニングをするのを休んで、自然に治るのを待っていた事がありましたが、一向に良くならず、それどころか関節の可動域が悪くなり、ますますひどくなったことがありました。
筋肉は、何層かに分かれた束で成り立っている事は、だれでも何となくお分かりだと思います。
その束には、筋膜という膜で覆われています。
一番奥にある膜が、筋内膜、その次にある膜が筋周膜、一番外にある膜が筋外膜です。
どれも筋膜なのですが、ソーセージを連想してもらうとわかりやすいと思います。
ソーセージには、薄い皮で覆われていますよね。
筋膜は、ソーセージの皮を想像してもらうとわかりやすいと思います。
筋肉を動かすと、隣あった筋膜同士がこすれ合うのですが、そのこすれ合う滑性が悪くなると、痛みが生じます。
筋膜は、網目状の膜といわれており、その網目が崩れて滑性が悪くなると言われています。
筋膜同士の滑性が悪い状態でトレーニングを続けたり放置すると更に悪化し、今度は、筋膜同士の癒着が起こります。
癒着とは、くっついてしまうことです。
またソーセージを例に言いますが、ソーセージのいっぱい入った袋を冷凍庫に入れると、袋の中でソーセージがくっついてしまう事を想像してください。
癒着とは、そのような状態の事を言います。
筋膜が癒着してしまうと、自然治癒は、困難です。
筋膜をリリースしてくれる整形外科等で、筋膜はがしをしてもらうことをお勧めします。
予防策としては、ウォーミングアップとクールダウンを行うこと。
フォームローラーなどを使ってトレーニングした部位を伸ばしてあげるとよいでしょう。
皆さんが出来るだけ怪我せず、安全にトレーニング出来ますように!
著:Be-fit light24 川西能勢口店
https://be-fit-light.jp/kawanishi/