兵庫県メンズフィジークチャンピオン
片岡店長が教える筋トレ!
筋トレを心から愛されている皆様、お疲れ様です。
今日は、筋トレで起こりやすい怪我と予防方法、
怪我を起こしてしまった際の対処方法についてお話致します。
怪我は残念ながら予防をしていても
フォームを気を使いながらトレーニングをしていても
自分の限界を追い求めるがあまり、
どうしても起こしてしまうものかも知れません。
しかし予防や対策を知っておくことで、怪我へのリスクを軽減することが出来ると思います。
筋トレで起こりやすい怪我 2パターン
1.肉離れ
筋肉に急激に強い負荷がかかり筋肉の繊維が部分的に断裂または損傷してしまう症状を指します。
筋トレで高重量で行うとそのリスクは高まりますが、軽い負荷でも繰り返し速い速度で反復するような短距離走のような運動でも起こりやすいです。
【 肉離れの予防と対策 】
肉離れは瞬発系の運動で起こりやすいです。実際のトレーニングを始める前にウオームアップすると良いです。
筋トレでのウオームアップの方法としては、まず軽い負荷で行い、筋温を上昇させると良いです。
ウオームアップはマシントレーニング等のウエイトを軽くして行うのもよいですし、チューブを使っても良いです。
⚠ここで注意!⚠
トレーニング前にストレッチを念入りにしないことです。筋トレ前にストレッチを念入りにしてしまうと、後に行う筋トレのポテンシャルが下がってしまいますので、ストレッチを仮にしたとしても短い時間で済ますようにしてください。
トレーニング後のストレッチは、メンテナンスになりますので、是非行って下さい。出来ればアイシングも行いましょう。
2.オーバーユース
肉離れのような急性の怪我ではなく、同じ動作を繰り返すことで筋肉や関節が炎症して痛みを引き起こします。
どんな部位でも高頻度・高重量で行うと疲労が蓄積して痛みに繋がります。オーバーユースが進行するとフォームが崩れ、無関係な部位にもストレスがかかり、更に状況を悪化させ、スパイラルを引き起こしてしまいます。
【オーバーユースの予防と対策】
オーバーユースの痛みを防ぐためには、トレーニングプログラムの見直しを行って、同じ部位ばかり負荷がかからないようにしましょう。
少し紛らわしいですが、筋トレで限界近くになって感じる筋肉の痛みは、乳酸が溜まって起こる痛みなので、オーバーユースとは異なります。
トレーニング後は肉離れの予防と対策と同様に、ストレッチとアイシングをすることをお勧めします。
ジム初心者の方は、筋トレは早く成果を出したいと焦って関節を痛め、逆に筋トレどころではなくなってしまう方もいらっしゃいます。自分の体と筋トレの方法を深く知り、怪我の無い楽しい筋トレ生活を確立しましょう。
著:Be-fit light24 川西能勢口店